生活リズムの乱れやトイレに行きづらい環境から、便秘になってしまったお客様のお話です。
こちらのお客様は、病院で便秘のお薬を出してもらっていたそうですが、加齢とともに薬の量も増えて、毎日おなかに不快感を感じる日々、ひどいときは30分ほどトイレに籠るなど、身体にもメンタル的にも仕事にも影響が出てきていたそうです。
「このまま薬に頼るのはイヤだな」
「自分の身体を変えたい!」
と思って、当サロンに足を運んでくださいました。
いつも楽しく身体と向き合って感じたことや気づいたことを笑顔で楽しそうに話してくださって、とってもかわいい方なんです。
私がいつもパワーをいただいていて、私まで楽しく笑顔にさせていただいております。
自分の身体に向き合うこと
忙しい毎日。
なかなか自分の身体に向き合う、身体の声に耳を傾けるということは難しいことだと思います。
私自身も3年間ほど週に一度しか出ない便秘に悩まされ、協会代表のサロンに通い始めたとき、「自分の身体に向き合いましょう」「自分の身体の声に耳を傾けましょう」と言われました。

パソコンに向かう会社での毎日、(肩凝ったな)(目が疲れて目の奥が痛いな)(今日もおなかが張ってるな)といったことは日々思っていても、この『身体に向き合う』ということを意識したことがなかったため、最初はピンときませんでした。
今思うと、かなり鈍感でした。
ただ、分からないなりにも意識していると、
(そういえば、前より便を出しやすくなったかも…)
(今日はおなかの張りが少ないな、なんでだろう?)
(そういえば、最近コンコン咳が出なくなったな)
(以前より冷えを感じにくくなったかも)
など、少しずついろいろな変化を感じられるようになりました。
身体の変化を感じることは、もちろん便の変化を感じたり、お通じ以外の身体のうれしい変化に気づけるようになります。
身体はちゃくちゃくと変わっていくんだなと感じることができます。
でも、身体の声に耳を傾けることを忘れてしまうと、せっかく身体がシグナルを出して教えてくれていても気づかずに無理を続けてしまい、見過ごしてしまうことで、更に別の症状が起こったり、ひどくなったりしてしまいます。
この「そういえば…」が大切です。
お客様の気づき
こちらのお客様は、昔の私と違って、毎回とてもたくさんの変化や気づきを話してくださいます。
<お通じの変化・気づき>
・薬を飲まなくても便が出るようになってきた
・トイレに籠る時間が少なくなり、調子がよいときは便座に座るとスルンとすぐ出る日も増えた
・朝ちゃんと出るから、会社で仕事中にトイレに行きたくなって困ることがなくなった
・出ないときがあっても、(こんなときもあるさ!)と気楽に思えるようになった
・セルフケアをゆる~くやってみると、出ない日があってもまた出てくれる

<身体の変化・気づき>
・おなかがスッキリしてきて、ベルトの穴が3つも小さくなった
・お酒が好きで毎晩たくさん飲んでいたが、実はストレスで飲んでいただけだったと気づけた
(今はたまに飲むだけで十分)
・ジャンクなものを爆食いしたくなるときもあったが、これもストレスだったと気づけた
・職場に行く前に缶コーヒーを買うのが日課だったが、これも何となく習慣になっていただけで、今は白湯がおいしいと思えるようになった
・いつも食べ過ぎていたが、今は身体にいいものを作って、ゆっくりていねいに噛んで食べるのが心地よいと思うようになった
・休みの日は疲れてダラダラしていたが、動けるようになって予定を3つも入れても元気でいられるようになった

<心の変化・気づき>
・朝にちゃんと出せて、腸が元気だと、毎日がこんなに楽しいんだ!と気づけた
・気持ちがポジティブになって、嫌な仕事に行くことさえ楽しい!と思えるようになった
・仕事中におなかの不快感に囚われて、つらいし、集中できずミスもしていたが、集中できて仕事の効率もよくなった
・2回目に行ったお店の店員の方に「はじめて来たときより、表情が穏やかになりましたね!」って言われてビックリした。
→当初は話しかけづらい雰囲気だったと言われたそうです

こんなにたくさんの変化や気づきを教えてくださり、私の方がビックリするほどです。
自分を取り戻す時間
協会代表から教えられた、腸セラピーはただのリラクゼーションではなく、『自分を大切にする時間』。
そして、『ほんとうの自分を取り戻す時間』。

私自身も(今の自分でいいんだ…)と自分を認めることができ、心が軽くなったことを覚えています。
そして、同じようにお客様に寄り添いたいと腸セラピストになりました。
このお客様のお話の中で、やっぱりうれしかったのが、
「ゆっくり自分のペースでいる自分はダメで、これまでみんなと同じようにならないとと思うようになってました。
「早くやろう!」「早くしなきゃ!」と無理して頑張る自分になっていましたが、ふと、無理せずゆっくりな本来の自分でいいんだ…と気づけました」というお話。
どうしてもまわりに影響されたり、比較して落ち込んだり、我慢したり、無理して追い込んで頑張っているうちに、知らず知らず自分の身体にも心にもいろいろな無理をさせています。
そして、いろいろな気持ちにも蓋をしてしまいます。
それが不調につながっていきます。
腸セラピーの時間が疲れたおなか、身体、心をゆるめ、自分の身体に向き合いながら、自分を労り、自分を大切にする時間になったらうれしいです。
コメント