腸と自律神経の深い関係

自律神経とは?

最近よく耳にする『自律神経』。
そもそも自律神経とはどういうものかご存じでしょうか。

自律神経とは、基本的に自分の意思ではコントロールできないこと(たとえば心臓を動かす、呼吸をする、体温や血圧を調整するなど)を、私たちが起きている間も寝ている間も無意識にコントロールしてくれているものです。

ストレスや環境の変化などに応じて、身体を最適な状態に保てるように調整してくれています。

もちろん、腸のはたらきをコントロールするということにも自律神経がとても関わってきます。

自律神経は2種類

自律神経には、日中の活動モードのときにはたらく「交感神経」と、夜に向けて休息やリラックスモードのときにはたらく「副交感神経」の2種類があります。
※画像参照:第一三共ヘルスケア

イメージとしては、交感神経がアクセル、副交感神経がブレーキです。

アクセルとブレーキのバランスがよく、うまく切り替えることができることで、私たちは快調に過ごすことができます。

自律神経はシーソーのようなもの

自律神経は、交感神経と副交感神経のバランスが大切です。

・交感神経がしっかりはたらくことで、副交感神経も適切にはたらく

・副交感神経が活性することで、交感神経とのバランスが取れる

でも、時間に追われる毎日、ストレス社会に暮らす私たちは、なかなかこのバランスを整えることが大変です。

自律神経が乱れると腸は動かない

下の画像を見ても分かるように、日中の活動しているときは腸は動かずじっとしていますが、リラックスしているときにいよいよ腸が活動し始めます。
※画像参照:白山整骨院

気持ちのいいお通じのためには、腸がしっかり動くことが必要です。

そのためには副交感神経にしっかり切り替わることが大切になりますが、リラックスしているときほど腸のはたらきは活発になります。

反対に、ストレスなどで交感神経が優位になると腸の動きは抑えられ、便秘を引き起こす要因になります。

そのためにもリラックスを心がけてストレスを溜めないようにすることも大切です。

腸の大敵はストレス!

自律神経が乱れ、バランスが崩れてしまう原因はストレスです。

サロンにお越しくださるお客様にお話を伺うと、
「私、特にストレスはないです」
「人間関係のトラブルとかないので、ストレスはないかな」
など、ストレスを自覚されていない方もいらっしゃいます。

一番大きなストレスは、やはり人間関係トラブルが真っ先に浮かびます。
でも、ストレスって、人間関係トラブルだけではないんです。

たとえば仕事では…
通勤ラッシュ、満員電車、長時間労働、プレッシャーもストレスになります。

たとえば家庭では…
育児、家事、介護もストレスになります。

その他にも…
睡眠不足、不規則な生活、気温変化、気圧変化、騒音、痛みやかゆみ、SNSなどの情報、薬などもストレスになります。

特に春は天気もコロコロ変わり、気温変化も激しいため自律神経が乱れやすい季節です。

このように、私たちは常に無意識にストレスにさらされています。

ストレスや緊張を感じることが多くなると交感神経が優位になり、リラックスモードに入るはずの夜になっても、うまく副交感神経へスイッチが切り替わらないことがあります。

自律神経を整えるセルフケア

少しでも自律神経のバランスを整えるために、セルフケアしてみませんか?

日中忙しいので、つい寝る前までテレビを見たり、布団に入ってもスマホを見たりしてしまいがち。
ただ、画面からのブルーライトは脳を刺激して、身体は休む状態になっていても、交感神経が優位になったままになってしまいます。

腸セラピーもおすすめ

腸セラピーでやさしくお腹をほぐしていくことで、副交感神経に切り替わるスイッチを入れることができます。

はじめてご来店いただき、緊張されているお客様でさえ、早い方は5分で寝落ちされます。

「マッサージで寝たことないのにー!」というお客様も寝落ちしたことにビックリされています。

これは徐々にお腹からリラックスにつながり、副交感神経に切り替わっていく証拠

このリラックスにより腸が動きだし、早い方は
「便意が来て、自宅への帰り道でトイレに駆け込みました!」
「翌日ビックリするほどたくさん便が出ました!」
と驚きのご報告をしてくださる方もいらっしゃいます。

リラックスが苦手な方こそ、定期的に手術を受けることで、徐々に自律神経のバランスが整って、便秘改善や身体の不調改善につながったり、健康につながっていくため、とてもおすすめです。

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