6月のむくみは〝腸″が原因かも?

梅雨が近づいて来たせいか、お客様からこんな声がちらほら出始めました。
今年もそろそろ来たな!という感じです。

・「最近、足がむくむようになってきました」

・「身体がなんとなく重だるくなってきた気がするんです」

・「夕方になると足が痛くなる日があって」

じつは、あまり知られていませんが、原因は『腸』かもしれません。

『腸』と『むくみ』が関係あるなんてピンとこないかと思いますが、意外な関係があります。

腸がむくむとは?

腸って、むくむの?
と思いますが、腸で吸収がされなかった水分は、腸の間の粘膜などに入り込んでしまい、むくんだような状態になります。

やけどをすると水ぶくれができますが、ちょうどそのような状態です。

腸は、おなかという狭い中に消防車のホースのように詰め込まれています。

ですので、7メートル近い腸がむくんでしまうと、おしくらまんじゅう状態になって、さらに腸は動きづらくなってしまうため、よりはたらきも鈍くなってしまいます。

これから、むくみや重だるさなどの原因についてみていきましょう。

湿気大国、ニッポン!

春は天気の変化、気温の変化に腸が影響を受けていましたが、梅雨時期もまた環境の変化を受けます。

この時期は湿気が多く、雨のせいで気温の変化があったり、気圧が変化しやすいため、繊細な腸はじわじわと影響を受けます。

特に日本は島国ということもあり、湿気が多い国です。

ですので、日本人はこの湿気の影響をかなり受けることで、他の国の方と比べるともともと胃腸が弱い人種だといわれています。

最近は5月でさえ湿気があり、6月の湿気はすごいですよね。

このジメッとした気候のせいで、腸の動きが鈍くなってむくんでしまい、自律神経も乱れがちになる季節です。

内臓が冷えて腸のうごきが悪くなる

そろそろ暑い日も増えてきて冷たい飲み物、冷たい食べ物が増えてきているのではないでしょうか?

東洋医学では、身体に湿気が溜まりやすい時期といわれており、体内に余分な水分が溜まりやすくなります

余分な水分が溜まり、冷たいもので腸が冷やされてしまうことで、腸のうごきが悪くなります。

また、腸は37度くらいの状態で働きがよくなりますので、腸が冷えると腸を温めようと多くのエネルギーを使うため、身体も疲労します。

この冷えて溜まった水分とエネルギーの消耗で重だるさが出たりします

身体は濡れたスポンジと同じ

濡れたスポンジをテーブルの上に置くと、だんだん水が下に溜まってくると思います。

それと同じように、身体に溜まった水分は足元に溜まってきます。

これからの時期はエアコンが欠かせません。

仕事中はもちろんクーラーがかかった部屋の中、お店に行ってもクーラーで冷えています。

水分は冷やされるとどんどん冷たくなっていくのと同じように、足元に溜まった水分も冷やされて浮腫んでいきます

おすすめセルフケア

身体に溜まった水分が、冷たいもので身体の中からも冷やされ、クーラーで外からも冷やされてしまうことで、腸のはたらきも悪くなって、むくみや重だるさにつながっていきます。

この時期のセルフケアについて、日本腸セラピー協会のブログでおすすめされていますので、ぜひこちらをご参考にしてみてください。

https://cho-therapy.com/june-gut-care

今年はむくみに負けない快適な毎日を過ごしていきましょう!

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