1年で一番腸が乱れやすい季節

ゴールデンウィークも終わり、いつもの毎日が戻ってきます。

ゴールデンウィーク中は旅行やキャンプ、バーベキューなど、楽しく過ごされた方も多いのではないでしょうか。
でも、休み明けの5月は、1年で一番腸が乱れやすくなる時期なので注意が必要です。

少しずつ早めに腸をリセットして、良い状態に戻していきたいですね!

腸が乱れるとは?

「腸が乱れる」とは、腸内環境が乱れ、腸が本来のはたらきをすることができない状態です。

腸には、「合成」「消化」「吸収」「排泄」「解毒」「浄血」「免疫」といった7つのはたらきがありますが、これらがうまくできなくなることで、便秘やお腹の張りといったお腹の不調、睡眠トラブルや倦怠感、肌荒れ、生理痛や生理不順といったさまざまな不調が起こりやすくなります。

なぜ腸が一番乱れやすい季節なのか?

『自律神経の乱れ』により、腸のはたらきが悪くなるからです。

・新しい生活や慣れない環境でのストレスや緊張
・変わりやすい天気や寒暖差
・花粉症や黄砂など外からの刺激 など

これらによって、いつも以上に自律神経が乱されています。

・食べ過ぎ、飲みすぎで腸が疲弊
・ダラダラ食べたり、飲んだりして腸の修復がされにくい
・夜更かしで生活リズムが崩れ、体内時計が乱れる(自律神経の乱れ)
・ご主人の実家に帰省して気を遣いすぎて疲れる(ストレスによる自律神経の乱れ) など

5月は暦の上では『立夏』。
本格的な夏の直前です。

立夏の時期は”陽の気”が盛んになって、『心』が熱を帯びやすく、はたらきが弱くなりやすい時期なのです。
『心』とは、心臓や心臓のはたらきのことをいい、関係する『小腸』のはたらきにも影響します。

『心』は、主にこんなはたらきをしてくれます。

・血を循環させ、全身に栄養を巡らせる
・精神活動や思考をつかさどる
・栄養分を『脾』に送る

つまり、『心』が正常にはたらかなくなると、自律神経が乱れやすく、精神が不安定になったり、判断力にも影響します。

そして、自律神経が乱れることで、腸のぜん動運動にも影響してきます。

腸が疲弊した状態に、さらに自律神経の乱れが影響することで、腸はしっかりはたらけなくなります。
腸と自律神経の関係については、こちらのブログもご参照ください。
腸と自律神経の深い関係 | 腸セラピー専門サロンhoconico

ですので、早く食生活や生活習慣を戻し、『心』をケアすることが大切です。
五月病の予防にもなります。
腸活でできる五月病対策! | 腸セラピー専門サロンhoconico

『心』のはたらきセルフチェック

『心』が弱っていないかセルフチェックしてみませんか?

✅ 不眠、夢をよくみる
✅ 動悸、息切れしやすい
✅ 物忘れが多い
✅ 味覚異常がある
✅ 胸が苦しい
✅ 精神的に不安になりやすい
✅ 生理がこない
✅ 顔色が青白い
✅ 舌に口内炎ができやすい
✅ お腹が張ったり、下痢しやすい

いくつ当てはまりましたか?
数が多い方は、『心』のケアを早めにしていきましょう!

おすすめセルフケア(食生活)

・「赤色」の食材
トマト、にんじん、なつめ、クコの実など

・「苦味」のある食材
ゴーヤ、セロリ、パセリなど

・魚介類
あさり、いわし、牡蠣など

・飲み物
ウーロン茶、紅茶、コーヒー、カカオ、緑茶、ジャスミンなど

おすすめセルフケア(生活習慣)

・適度に汗をかこう
本格的な夏の前に、余分な身体の熱を発散させておきましょう!

・睡眠をしっかりとろう
夜はしっかり休んで、身体を休めましょう!
疲労も自律神経の乱れにつながります。

・リフレッシュしよう
朝は窓を開けて新鮮な空気を入れたり、新緑の中で気分転換するのもおすすめ。
気分転換はストレス発散にもなり、自律神経のバランスを整えます。

・腹八分目にしよう
GW中に食べ過ぎ、飲み過ぎたお腹を休ませるためにも、腹八分目がおすすめ。

もちろん、腸セラピーもおすすめです!
自律神経のバランスを整え、腸のはたらきをよくしていきます。


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